大分県竹田市の久住蒸溜所が、県産大麦の原酒を初めて使ったブレンデッドウイスキー「モルト&グレーン」を2026年9月18日に発売した。アルコール度数46%、700ml・3,850円(税込)で、本年度は5,000本を出荷する予定。県内の蒸溜所直売のほか、百貨店・空港・酒販店で取り扱われる。
同蒸溜所はこれまでシングルモルト「久住 tabi」シリーズを軸にファンを広げてきたが、今回はハイボールでの飲みやすさを前面に打ち出したブレンデッドタイプという点が新しい。製造責任者の武石裕氏は「ウイスキーになじみがない人でも楽しめて飲み飽きないものを目指した。ソーダで割った際、爽やかできれのある味わいの中に華やかな香りを感じられるよう心がけた」とコメントしている。
ブレンデッドで裾野を広げる戦略
小規模蒸溜所が自社モルト原酒だけで量産するのは難しく、グレーン原酒とブレンドした「モルト&グレーン」という名は、ラインアップの入り口として飲みやすさを重視した設計であることをそのまま表している。現時点では大分県内限定の流通で、蒸溜所や県内酒販店での購入が基本となる。まずは地元での認知拡大を優先し、シングルモルト「tabi」シリーズへの橋渡し役を担う位置づけとみられる。
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出典: 大分合同新聞プレミアムオンライン