鹿児島県内でウイスキー造りに取り組む6つの蒸留所が連携し、「鹿児島ウイスキートレイル(KAGOSHIMA WHISKY TRAIL)」を2026年秋より始動します。運営母体となる「鹿児島ウイスキートレイル協議会」を発足し、参加蒸留所の代表者が塩田康一知事を表敬訪問しました。会長には本坊酒造の本坊和人社長が就任しています。

薩摩半島の6蒸留所が参加

参加するのは、北から小牧蒸溜所・嘉之助蒸溜所・日置蒸溜蔵・御岳蒸留所・マルス津貫蒸溜所・火の神蒸溜所の6カ所。いずれも焼酎造りを母体とする蔵で、屋久杉樽での熟成に挑む小牧、「MELLOW LAND, MELLOW WHISKY」を掲げる嘉之助、ステンレス製ポットスチルでグレーンを造る日置、桜島を望む高台の御岳、本坊酒造発祥の地に2016年開設された津貫、枕崎でモルト・グレーン・樽工房・貯蔵庫を同一敷地に備える火の神と、個性はさまざまです。

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スコットランドのスペイサイドや米ケンタッキー州のように、蒸留所を巡りながら土地の自然・食・文化を楽しむ旅のかたちを鹿児島でつくることが狙い。詳細は順次発表される予定です。

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ウイスキー製造免許は全国最多の13蔵

「焼酎王国」の鹿児島ですが、培ってきた蒸留技術と温暖な気候を生かしてウイスキーに参入する蔵が増え、ウイスキー製造免許を持つ酒蔵は13と全国最多とされます。県も県産ウイスキーの認知度向上とトレイルの観光PRに取り組む方針です。個々の蒸留所が単独で発信するより、産地としての物語を束ねることで、海外のウイスキーツーリズム需要を取り込みやすくなるのが今回の連携の意義といえます。

関連する動きとして、日置蒸溜蔵と嘉之助蒸溜所の2カ所を巡るイベント「日置・嘉之助 蒸溜祭 2026」が10月25日(日)に開催予定で、蒸溜祭限定ボトルの販売も予告されています。

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出典: JAPANESE WHISKY(jpwhisky.net)