英エディンバラの独立系ボトラー「Whisky Craft(ウイスキークラフト)」は2026年10月1日、21年熟成のハイランド・シングルモルト「First Light(ファーストライト)」を発売しました。英国での希望小売価格は85ポンド。同社にとって初めての定番(通年販売)商品で、季節ごとに出すシングルカスクのコレクションと並ぶ“顔”となるボトルです。

First Lightはファーストフィルのバーボン樽で全量熟成し、アルコール度数46%でボトリング。公式のテイスティングノートでは、バニラ、蜂蜜のような甘み、柔らかな果実、穏やかに温かいオークのスパイスが挙げられ、熟成感の深さと親しみやすさを兼ね備えた滑らかな味わいとされています。蒸溜所名は明かされていません。

21年もので85ポンドという価格設定の意味

21年熟成のシングルモルトは、オフィシャルボトルでは数万円台が当たり前の価格帯です。85ポンド(約1万7,000円前後)という設定は、蒸溜所名を伏せて調達コストを抑えられる独立系ボトラーならではの強みといえます。限定のシングルカスクだけに頼らず、継続的に提供できる定番品を持つことで、ブランドの入口をつくる狙いがあると海外メディアは伝えています。

Whisky Craftはエディンバラで創業した比較的新しいボトラーで、デビューコレクション「The Inaugural Season」ではジュラ、モートラック、カリラのシングルカスクを、カスクストレングス・ノンチルフィルター・無着色でリリースしました。

First Lightと同日には季節コレクション「Season Five」も登場。40年熟成のタリバーディン、PX樽でフィニッシュした17年のフェッターケアン、オロロソ樽フィニッシュの14年グレンギリーなどが並びます。いずれもハイランドの実力派蒸溜所で、オフィシャルでは出会いにくい熟成年数・樽構成を選べるのがボトラーズの醍醐味です。

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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

現時点で販売は同社公式サイト(英国)が中心で、日本への正規輸入は発表されていません。国内で同系統の味わいを試すなら、Season Fiveに名を連ねるフェッターケアンやグレンギリー、タリバーディンのオフィシャルやボトラーズ品から入るのが近道です。

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出典: The Whiskey Wash