モエ ヘネシー ジャパンは、アイラ島のシングルモルト「アードベッグ」の限定シリーズ最終章となる「アードベッグ Y2K 25年」を、2026年9月24日より数量限定で発売する。希望小売価格は137,940円(税込・125,400円税別)、アルコール度数48%、容量700ml。
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
「Y2K」は、2000年(ミレニアム)に蒸留された原酒だけを使う極めて希少なコレクションだ。2023年に登場した「23年」、2025年の「24年」に続く第3弾で、デジタル画面の「RGB(光の三原色)」になぞらえたコンセプトを完結させる。原酒はバーボン樽で25年寝かせたのち、スペインの名門ワイナリー「ボデガ・ヌマンシア」のテンプラニーリョ赤ワイン樽でフィニッシュした。アードベッグが他ブランドの樽でフィニッシュを行うのは初の試みで、モエ ヘネシー傘下ブランドどうしのコラボレーションで実現した。
2000年蒸留がなぜ希少なのか
アードベッグは経営難で1980年代から断続的に稼働を止め、1996年には再び閉鎖状態に陥っていた。1997年にグレンモーレンジィ社(現モエ ヘネシー傘下)が買収して本格再稼働させており、2000年前後の原酒は蒸留所が息を吹き返した直後のわずかな期間にしか存在しない。最高蒸留・製造責任者のビル・ラムズデン博士は、この25年ものにふさわしい仕上げとして赤ワイン樽を選んだという。
テイスティングノートは「挽いたコーヒー豆、ダークチョコレート、スモークフルーツにBBQスペアリブのニュアンス」。アードベッグらしい薬品的なスモークに、パプリカやスイートチリを思わせる熟成香が重なる。販売先はアードベッグ コミッティーストアと全国の酒類販売店で、数量限定のためコミッティーストアでは前作と同様に抽選販売になる可能性が高い。定価でも13万円台という価格帯だが、ミレニアム原酒の物語がここで完結することを踏まえると、熱心なファンにとっては見逃せない一本になりそうだ。
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)