サントリーが定番ラインナップに加えたアイラモルト「ボウモア9年」と、通年商品となった「ボウモア シェリー」12年・15年・18年が、予定どおり2026年9月29日に全国で発売された。発表時の内容は発売前の記事で紹介したが、本稿では発売当日時点の流通状況と、4本の選び方をまとめる。
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
発売当日の実勢価格と入手先
メーカー希望小売価格(税別)は、ボウモア9年(700ml)が4,000円。発売当日の朝に楽天市場で「ボウモア 9年」を検索すると114件がヒットし、表示価格はおおむね3,600円〜5,700円前後に分布していた。ボウモア9年は海外ではすでに流通している銘柄で、楽天では「並行品」と明記した出品も以前から並んでいる。一方、国内正規品として新たに出品された商品の中には「10/01入荷予定」と表示する店舗もあり、正規品がネット通販の店頭に行き渡るのは今週後半からになりそうだ。
購入時は、商品名や説明欄の「正規品」「並行品」の表記を確認したい。価格差が数百円程度なら、サントリーの国内正規流通品を選ぶと品質管理や表記の面で安心感がある。スーパーや酒販店の店頭には、通常の新商品と同じく順次並んでいく見込みだ。
ボウモア シェリー3種、どれを選ぶか
昨年は数量限定だった「ボウモア シェリー」は、今回から通年商品になった。税別価格は12年が7,590円、15年が13,754円、18年が19,320円。サントリーの説明では、12年は赤いベリーやバニラキャラメルを思わせる甘い香り、15年は干しぶどうやシナモン、18年はパイナップルやダークチョコレートのような香りが特長とされる。
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
選び方の目安としては、アイラらしいスモーキーさを手頃に試したいなら9年、シェリー樽の甘さを重ねた味わいを日常の1本にしたいなら12年、贈答用や特別な晩酌向けなら15年・18年という住み分けになる。限定品と違って今後も継続して買えるため、発売直後の割高な出品を慌てて選ぶ必要はない。正規品の入荷がそろう週末以降に価格を見比べるのが賢明だろう。
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
アイラ島最古の蒸溜所として1779年に創業したボウモアにとって、4,000円台の9年を定番化したことは、入門者がアイラモルトに触れる入口を広げる動きといえる。今後は店頭での定着ぶりや、シェリー3種の通年流通が安定するかにも注目したい。