プレミアムアルコールブランド「CRAFT WONDER」を展開する株式会社CRAFT WONDER(東京都品川区)は、初のシングルバレルウイスキー「WHISKEY WONDER Limited Edition 001」を2026年10月2日に数量限定で発売しました。製造パートナーは、静岡県三島市の蒸留所「Distillery Water Dragon」を運営するWhiskey&Co.。同じ原酒から選んだ3樽を、ブレンドせず樽ごとに瓶詰めしています。
同じ原酒・同じ樽材・同じ熟成庫で2年、それでも異なる3樽
ラインナップはBARREL No.99/No.100/No.103の3種。同じ日に仕込んだ原酒を、内側を強く焼いた「チャーレベル4」のアメリカンホワイトオーク新樽に詰め、同じ熟成庫で2年間寝かせたものです。メーカーによれば、No.99は干しぶどうのような凝縮した果実味、No.100は黒胡椒を思わせるスパイスと骨太な味わい、No.103はキャラメルやバニラのやわらかな甘さと軽やかな後口と、樽ごとに表情が分かれたといいます。
原材料はコーングリッツ・ライ麦・モルトのバーボンスタイルで、仕込み水と瓶詰め前の加水には三島の富士山伏流水(軟水)を使用。度数はアメリカの「ボトルド・イン・ボンド」の基準100プルーフを一つ上回る101プルーフ(50.5%)に設定されています。
価格は700ml各19,800円、200ml×3本セットも
価格は700mlが各19,800円(税込・各209本)、3樽を200mlで飲み比べられる「BARREL COLLECTION」が20,900円(税込・355セット)。全ボトルにシリアルナンバーが手書きされ、追加生産はありません。販売は東京ミッドタウン ガレリアB1の期間限定ショップ(10月2日〜29日)、CRAFT WONDER公式オンラインストア、百貨店外商などで、一般の酒販店や大手通販モールでの扱いは案内されていません。
Distillery Water Dragonは2023年開業の新しい蒸留所で、自社ブランド「Little K」がTWSC 2026のニューボーンスピリッツ部門で最高金賞を受けるなど評価を高めています。国内ではスコッチタイプのモルトを主軸にするクラフト蒸留所が多い中、バーボンスタイルに特化した造りは珍しい存在です。「シングルバレルの個体差」そのものを商品にした今回の試みは、熟成2年という若さを逆手に取り、樽の影響を飲み比べで体感させる企画として、ジャパニーズクラフトの楽しみ方を広げる一本と言えそうです。