アイルランド南東部ウォーターフォード州のカラモア・ウイスキー(Curraghmore Whiskey)が、シングルカスクシリーズ「アナムコレクション」の第一弾と、年次リリース「トリプルカスク2026」を発表した。

トリプルカスク2026は、自社所有地で栽培したオーツ麦と大麦を原料に3回蒸溜し、新樽・元バーボン樽・オロロソシェリー樽をブレンドして熟成させたポットスティル・ウイスキー。コーヒーやマンゴー、パイナップル、シナモンを思わせる香味を持つという。46度・700ml、4,600本限定で、9月1日から公式オンラインストアと英国・アイルランドの専門店で発売され、価格は209ユーロ(約245ドル)。

同時始動するアナムコレクションの第一弾「ヴァージン・フレンチオーク・シングルカスク」は、通常度数(46度、350ユーロ)とカスクストレングス(400ユーロ)の2種を用意するが、合計でわずか110本のみという希少なリリースだ。カスク選定は、アイルランド・パワーズコート蒸溜所やクーリー蒸溜所でマスターディスティラーを務めた経験を持つノエル・スウィーニー氏が手がけた。シリーズは今後、元バーボン樽単独熟成のボトル(2026年内)、オロロソシェリー樽単独熟成のボトル(2027年)と続く予定で、3種を飲み比べるテイスティングフライトの提供も計画されている。

カラモアは2016年、タイロン伯爵リチャード・ド・ラ・ポア・ベレスフォード氏が創業したアイリッシュウイスキーブランド。蒸溜はアイルランド・ダンドークのグレートノーザン蒸溜所に委託しており、麦芽と未麦芽の穀物を混ぜて仕込む伝統的な「アイリッシュ・ポットスティル・ウイスキー」の製法を受け継いでいる点が特徴だ。日本国内での取り扱いはまだなく、輸入代理店の動向が注目される。

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出典: The Spirits Business