スコットランドのシングルカスク(単一樽)を選び抜いて瓶詰めする新しいセレクター「Isthmus 44」が、インドで発足した。第1弾リリース「Chapter I」は、スペイサイドのグレンアラヒー蒸留所の9年熟成シングルモルトだ。

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Chapter I は2016年10月24日に蒸留され、オロロソ・シェリーのホグスヘッド樽で熟成、2026年1月15日にアルコール度数46.2%で瓶詰めされた。冷却濾過なし・着色なしで343本限定、現地価格は12,000ルピー。8月25日にグルグラム(デリー近郊)で創業者サチン・ウッパル氏がお披露目した。

Isthmus 44 は「インド初のシングルカスク・スコッチ専門キュレーションハウス」を掲げる。スコットランド各地で個別の樽を調達し、専門パネルが熟成の段階ごとに中身を評価。合格した樽だけを現地で瓶詰めし、通し番号入りのリリースとしてインドへ運ぶという流れだ。

樽ごとの個性をそのまま届ける独立系ボトラー(インディペンデント・ボトラー)の文化は、スコッチの楽しみを一段深くしてきた。急成長するインドのプレミアムウイスキー市場に、その考え方が本格的に持ち込まれた格好だ。グレンアラヒーはビリー・ウォーカー氏が率いるシェリー樽使いの名手として日本でも人気が高く、オフィシャル版と独立瓶詰め版の飲み比べも楽しみやすい蒸留所である。

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出典: Spiritz