鳥取県倉吉市に倉吉蒸溜所を構える松井酒造合名会社が、同県東伯郡湯梨浜町の旧東郷中学校跡地で新ウイスキー蒸溜施設の建設に着手した。2026年9月16日に地鎮祭を執り行い、工事が本格的に始まった。
総工費4億円、国内最大級の敷地2.7万㎡
新施設は総工費約4億円をかけて整備され、敷地面積は約2万7000平方メートルとウイスキー蒸溜所としては国内最大級の規模になる。ウイスキー製造に必要な蒸留器6基と貯蔵設備を配置し、原料の仕込みから蒸留までを一貫して行う計画で、完成は2027年4月頃を予定している。さらに2027年度以降には2棟目の建設も予定しており、最終的には合わせて20基の蒸留器を備える体制を目指す。
海外展開と観光拠点化を視野に
松井酒造は倉吉蒸溜所を拠点に「マツイウイスキー」ブランドを世界50カ国以上で展開してきた実績を持つ。同社国内営業部の松井優作部長は「日本だけでなく海外にもジャパニーズウイスキーを広げていきたい」とコメントしており、新施設では蒸溜所見学の受け入れや、将来的には道の駅のような地域の観光拠点化も視野に入れているという。
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