スコットランド・アイラ島のブルックラディ蒸留所が手がける「世界で最もピートの効いたシングルモルト」オクトモアの最新エディション「オクトモア 17シリーズ」が、数量限定で発売される。日本では正規輸入元のレミー コアントロー ジャパンが2026年9月16日より順次出荷を開始し、専門店では予約受付がすでに始まっている。実売価格は各2万円前後だ。
オクトモアとは|熟成5年前後で挑む超ヘビーピート
オクトモアは2008年に第1弾が登場した実験的シリーズで、フェノール値(ピートの指標)をほぼ毎年更新しながら、あえて熟成5年前後という常識外れの若さでリリースするのが特徴だ。若い原酒ならではの荒々しさ、極端なピートの煙、そして意外なほど厚い樽の甘みが同居する独特のスタイルで、ヘビーピート愛好家やコレクターから固定的な支持を集めている。エディションごとに数字が振られ、末尾「.1」は本土産大麦、「.3」はアイラ島産大麦(シングルエステート)を用いた仕様を示す。
17.1 スコティッシュ・バーレイ|81.0ppm
スコットランド本土産のコンチェルト種大麦100%を、フェノール値81.0ppmでピーティング。熟成の全期間をファーストフィルのバーボン樽で5年間行い、バニラやトーストの甘香ばしさとスモークを一体化させた。アルコール度数は59.7%のカスクストレングス。17.2とともにシリーズの基準に位置づけられる一本だ。
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
17.3 アイラ・バーレイ・カスク|132.1ppm
オクトモア農場で栽培したアイラ島産コンチェルト種大麦100%を使用し、フェノール値は132.1ppmに到達。ファーストフィルバーボン樽に加え、リベラ・デル・ドゥエロ、ソーテルヌ、アイスワイン、シラーといった複数のワイン系樽で5年間熟成した原酒を組み合わせている。アルコール度数は60.9%。畑・大麦・樽までを突き詰めた、シリーズの中でも野心的な構成となっている。
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
クラフト勢の多くが長期熟成へ向かうなかで、オクトモアは「若さ×極端なピート」という一点で独自の地位を守り続けている。17シリーズも、その方向性を素直に押し進めた内容といえる。
出典: PR TIMES