ウイスキー評論家・土屋守が代表を務めるウイスキー文化研究所は、会員組織「ウイスキーコニサークラブ(WCC)」向けのオリジナルボトルとして、シングルモルトスコッチ「ティーニニック 2012 13年」を発売した。2012年蒸留・13年熟成で、米シカゴのコーヴァル蒸留所で使われていたファーストフィルのライウイスキー樽で後熟。シングルカスクをカスクストレングスの58.2%で瓶詰めし、総本数は126本。価格は16,500円(税込・会員特別価格)で、会員優先販売期間は2026年8月26日から9月25日まで。期間終了後に在庫があれば一般販売も予定されている。

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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

ティーニニックはディアジオが所有するハイランドの蒸留所で、シングルモルトを積極的に展開するタイプではなく、生産量の多くがブレンデッド用原酒に回る「縁の下の力持ち」的な存在だ。オフィシャルの定番シングルモルトが少ないぶん、その素顔に触れる入り口は独立ボトラーや、今回のような評論家の選定ボトルに限られてくる。土屋守がテイスティングを重ねて選んだ一樽を、オリジナルラベルで届けるのが今回のリリースの核心といえる。

「シャングリラシリーズ」第11弾

ラベルに冠された「シャングリラシリーズ」は、土屋守が約50年前に西チベットのラダック・ザンスカール地方を訪れた際に撮影した写真をあしらうシリーズだ。第11弾となる今回は、インド北部ラダック地方の中心都市レーに17世紀に築かれた王宮の写真を採用した。ウイスキーコニサークラブは、2004年に始まったウイスキーコニサー資格認定制度が20周年を迎えたのを機に、2023年7月に発足した会員組織。資格取得者が年会費6,600円(税込)で入会でき、年4回の会報誌やウイスキーフェスティバルへの招待に加え、こうした限定ボトルの購入権が特典に含まれる。数量が少なく一般の入手性は高くないが、ブレンデッドの陰に隠れがちなティーニニックに光を当て、飲み手の裾野を広げる一本だ。

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出典: PR TIMES(ウイスキー文化研究所)