スペイサイドのグレンアラヒー蒸溜所が、コアレンジ最上位に位置する「グレンアラヒー 21年 カスクストレングス」の第7バッチを発売した。アルコール度数51.9%、冷却濾過なし・無着色でボトリングされ、まずは蒸溜所限定で販売されたのち、数週間かけて各国へ順次展開される。英国での希望小売価格は297.99ポンド(約6万円)だ。
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バーボン樽で熟成させた原酒を、ペドロヒメネスとオロロソのシェリー・パンチョンおよびホグスヘッドでじっくりと追加熟成させた一本だ。ブランドはこのバッチを「これまでで最高の21年」「シェリー熟成の技の頂点」と位置づける。焼いたショウガやモカを思わせる濃厚な香味に、マヌカハニーとレーズンのバタークリームのような余韻が続くという。
ビリー・ウォーカーが磨き上げた「毎回進化する21年」
グレンアラヒーは長らくシーバス系ブレンドの原酒供給元だったが、2017年にビリー・ウォーカーがシーバスブラザーズから買収して以降、シングルモルトの名門として一気に評価を高めた。ベンリアックやグレンドロナックの再建で知られる同氏は、樽選定と長期熟成にこだわり、シェリー樽を愛する層から絶大な支持を集めている。
ウォーカーは「バッチごとの均一性を狙うのではなく、常に前作を超えることを目指している。前回得た知見とフィードバックが次の一本を形づくる」とコメントする。21年 カスクストレングスは毎年少数回リリースされ、バッチによって熟成の構成が少しずつ異なるのが特徴だ。同蒸溜所の21年はNetflixドラマ「イカゲーム」シーズン2にも登場して話題を呼んだ。日本へはウィスク・イーが輸入している。