鹿児島県の西酒造が手がける御岳蒸留所の原酒と、台湾デザイン界を代表する芸術家・謝義錩氏のアートワークを組み合わせた限定コラボレーションウイスキーが、クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」で2026年6月27日から公開された。企画・販売を担うのは、日本各地の酒造文化を海外へ発信する株式会社morning glory(東京)。「日本の匠の精神」を世界へ届けることをコンセプトに掲げたプロジェクトだ。

アフィリエイト

御岳蒸留所を楽天市場で探す

(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

ラインアップは「地・水・火・風」をテーマにした全4種。いずれも30〜40年熟成のノンシーズニングシェリー樽原酒を加水せずカスクストレングスのままボトリングし、世界限定約500本(仕様ごと)のうち日本国内での販売はわずか各8本にとどまる。ボトルには一本ずつシリアルナンバーが刻まれ、コレクター向けの「飲む芸術」として企画された点が特徴だ。

ジャパニーズウイスキーと台湾アートが交差する狙い

近年、ジャパニーズウイスキーは海外市場での評価が高まる一方、希少な原酒をいかに新しい形で届けるかが蒸留所側の課題になっている。今回のプロジェクトは、シェリー樽由来の熟成感をそのまま楽しめるカスクストレングス仕様に、台湾を代表するアーティストによるビジュアルを掛け合わせることで、ウイスキーを「嗜好品」から「アートコレクション」へと位置づけ直す試みといえる。早期購入者向けのリターンは台湾現地販売価格62,500円からで、国境を越えたコラボレーションの広がりを示す事例となりそうだ。

出典: jpwhisky.net