スコットランド北部、北海に面した港町ウィックに蒸溜所を構えるオールドプルトニー(Old Pulteney)が、創立200周年を記念して蒸溜所史上最高齢となる2つの限定リリースを発表した。荒々しい北海の潮風を浴びながら長い年月を過ごした原酒がボトリングされるのは、まさに節目の年ならではの出来事だ。
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200年の歴史が生んだ希少な長期熟成原酒
1826年にニシン漁で栄えた港町ウィックで創業したオールドプルトニーは、潮の香りを感じさせる独特のキャラクターで知られるシングルモルトである。長期熟成のウイスキーは、樽の中で少しずつ蒸発して失われていく「エンジェルズシェア」の影響が大きく、熟成年数を重ねるほど瓶詰めできる量は限られていく。蒸溜所史上最高齢という肩書きを持つ原酒がリリースされること自体、200年という長い歴史を積み重ねてきたからこそ実現した出来事といえる。
創業から200年という節目は、蒸溜所にとって単なる通過点ではなく、これまで受け継がれてきた技術や原酒の蓄積を振り返る機会でもある。今回のリリースは、ウィックの潮風と時間が育てた原酒の到達点を確かめる貴重な機会として、ウイスキーファンの関心を集めそうだ。
現在はインターナショナル・ベヴァレッジ(Inver House Distillers)が所有するオールドプルトニーは、潮風の影響を強く受ける熟成環境から「海のモルト」とも評される個性派シングルモルトとして親しまれてきた。200周年という大きな節目に合わせた最高齢原酒のリリースは、蒸溜所の歴史そのものをボトルで味わえる稀有な機会として、コレクターやファンの注目を集めることになりそうだ。
出典: PR TIMES