広島県呉市の日本酒「千福」醸造元・株式会社三宅本店が運営するSETOUCHI DISTILLERY(セトウチディスティラリー)は2026年7月8日、シングルモルトジャパニーズウイスキー「瀬戸内 バーボンカスク200ml 2本セット」を290セット限定で発売した。
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
本商品は、同じニューポット(原酒)をスペックの揃った2つの1st fillバーボン樽(100L、Cask No.68・No.69)に詰め、隣接する環境で3年4ヶ月熟成させた”双子のシングルカスク”の飲み比べセット。樽メーカーやスペック、蒸留日、ボトリング日まで極力条件を揃えているにもかかわらず、熟成中の蒸散量(エンジェルズシェア)はNo.68が50%、No.69が37%と大きく異なり、香味も蜂蜜や柑橘を思わせるNo.68に対し、No.69はバニラやマンゴーの濃厚な甘みとオークの力強さが際立つなど、対照的な個性に仕上がったという。
同条件でも生まれる樽ごとの個性
ウイスキーの熟成は樽材の性質や貯蔵環境のわずかな違いによって風味が大きく左右されることで知られるが、通常は同一条件で熟成させた複数樽を比較する機会は蒸留所関係者に限られる。今回のセットは、その”樽ごとの個性の差”を消費者自身が飲み比べて体感できるようにした点がユニークで、クラフトウイスキーが多様化する国内市場において、蒸留所の技術力とこだわりを直接アピールする販売手法としても注目される。購入は1人1セット限りで、注文が集中しているため発送までに最長1週間程度かかる場合があるという。
出典: jpwhisky.net